フシグロセンノウ Silene miqueliana


フシグロセンノウ

分類
ナデシコ科 マンテマ属
植生環境
 
開花時期
7-10月  
地域
東北以南
特記
 -
特徴
丈は50-80cm、名の通り、節は黒褐色で膨らみ、まばらに軟毛が見られます。葉は5-14cmで下部では卵形、上部は長楕円状披針形でいずれも鋭頭、縁と脈上に毛が見られます。
花は茎頂に疎らに付き、オレンジ色で径5cm、花弁は倒卵形でその基部に2個の鱗片が付きます。
備考
エングラー : ナデシコ科
類似種
 
撮影地
2013.8 白馬村  他

フシグロセンノウ

林縁で見られる事が多いですが、標高1000m以上のここではオミナエシやマツムシソウが咲き乱れる湿った草地にありました。 (2007.8 長野県乗鞍高原)


フシグロセンノウ

花は径5cm、花弁の開口部に同じ色の小さな鱗片が2つずつ確認できます。 (2016.8 長野県佐久市)


フシグロセンノウ

萼は長さ2.5-3cm、裂片は三角状。 (2016.8 長野県佐久市)


フシグロセンノウ

下部の葉の基本形は卵形。縁には細かな毛があり、上部では楕円状披針形ですが、広線形になるものも見られます。葉裏は白い。 (2014.8 長野県白馬村)