イワナデシコ Dianthus superbus var. pycnophyllus


イワナデシコ

分類
ナデシコ科 ナデシコ属
植生環境
山地
開花時期
5-6月 岩場
地域
長野
特記
 -
特徴
カワラナデシコの変種で、とても良く似ていますが、葉や茎が著しく白いのが特徴。
丈は30-50cm、葉は線状披針形~線形とやや細く、茎や葉は著しく粉白色を帯びます。
花は茎頂に数個疎らに付き、径3-5cm、花弁は糸状に裂けます。苞はカワラナデシコより少なく2対、花期も5-6月と早い。
備考
エングラー : ナデシコ科
類似種
カワラナデシコ : 茎や葉は少し白粉を帯びるが本種ほどではない。苞は3-4対。
タカネナデシコ : 高山で見られ、普通丈は低く20-30cm、全体に本種ほど白くない。苞は2対で本種に同じ。
撮影地
2018.6 長野県上田市

イワナデシコ

花は3-5cm。花弁の形はカワラナデシコに似て、花弁間の隙間が大きい。 (2018.6 長野県上田市)


イワナデシコ

苞は2対、卵形で先だけツンと尖る。 一緒に付いている披針形のものは苞ではなく最上段の葉。 (2018.6 長野県上田市)


イワナデシコ

葉は線状披針形、茎とともに明らかに青白い。 (2018.6 長野県上田市)