ナンブワチガイソウ Pseudostellaria japonica


ナンブワチガイソウ

分類
ナデシコ科 ワチガイソウ属
植生環境
山地
開花時期
5-6月 林内のやや湿ったところ
地域
岩手 宮城 福島 茨城 栃木 長野
特記
絶滅危惧2類
特徴
丈が10-25cmと丈の大きなワチガイソウ。但し花の大きさは他のワチガイソウと変わらず、やや地味な感じです。葉は卵形~長楕円形で基部は円形、両面と縁に毛があり、茎には縦に毛の列が1-2列あります。上部の対生する葉は接して付きません。
花は葉腋に1つずつ付き、花弁は4-5枚で先端が2裂、若しくは不規則に裂けます。
備考
エングラー : ナデシコ科
類似種
ワチガイソウ
撮影地
2014.5 栃木県日光市

ナンブワチガイソウ

ワチガイソウとしては丈が大きくなり、20cmを越えていました。上部の対生する葉が接して付きません。花は葉腋に1つずつ付きます。 (2014.5 栃木県日光市)


ナンブワチガイソウ

花弁基部は細まります。花弁の先端はふつう浅く2裂しますが、そうでないものも多く、3裂したり不規則に裂けたりするものも見られました。 萼や花柄に微細に毛が見られました。 (2014.5 栃木県日光市)


ナンブワチガイソウ

上部の葉に柄はなく、卵形~長楕円形。縁に毛が見られます。 (2014.5 栃木県日光市)