マルバオモダカ

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オモダカ科 Alismataceae
名のとおり、葉が丸いオモダカ。成長した株の浮葉は卵心形、抽水葉は円心形で、どちらも長さ5-14cm。葉柄は長く、50cm以上になることもあります。
花茎は0.5-1m、枝を3輪生し、3-5個ずつ花を付けます。花は径8mmほど、両性花で花弁3つは縁が鋸歯状。萼3つは楕円形、雄しべ6、花柱6-15個。
夏以降、下部の枝の花の付く位置に殖芽が付く

 

2019.7.11 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 葉2
  • 葉3
  • 殖芽
  • 殖芽2
  • 幼生<参考>

マルバオモダカ-全体

ため池はだいぶ水位が下がっていて、水の引いた水際などで多く見られました。
地面に張り付いている葉は水があった時の浮葉。(2015.8 青森県 旧・木造町)

マルバオモダカ-全体2

たぶん、普通はこんな感じで浮葉が水面に浮く。
(2015.8 青森県 旧・木造町)

マルバオモダカ-全体2

ヘラオモダカなどと同じように、枝が3輪生して数個ずつ花を付けます。
(2015.8 青森県 旧・木造町)

マルバオモダカ-花

花は両性花で径8mmほど。花弁3個は縁が鋸歯状で基部が柄状。
雄しべは6本、花柱は6-15本。(2015.8 青森県 旧・木造町)

マルバオモダカ-花2

萼も3個、縁が少し白くなっていました。
(2015.8 青森県 旧・木造町)

マルバオモダカ-葉

浮葉は長柄があり卵心形。
(2019.7 青森県 旧・木造町)

マルバオモダカ-葉2

成長した株の浮葉は卵心形。写真のものは長さ7-8cmくらいだったと思います。
(2015.8 青森県 旧・木造町)

マルバオモダカ-葉3

抽水葉。円心形と聞いていたが、浮葉とあまり形は変わらなかった。
右下の地面に張り付いているのが水があった時の浮葉。(2015.8 青森県 旧・木造町)

マルバオモダカ-殖芽

花茎の下部は、花の付く位置に殖芽が付くこともあります。
(2015.8 青森県 旧・木造町)

マルバオモダカ-殖芽2

この1つ1つが落ちて越冬します。
(2015.8 青森県 旧・木造町)

マルバオモダカ-参考

たぶんこれだと思うのですが・・・。葉は始めは水中葉で線形、その後浮葉が出て楕円形・・・。廻りはエゾヤナギモ。(2015.7 青森県 旧・木造町)