- 全体
- 全体2
- 全体3
- 花
- 花2
- 花3
- 花冠の開くもの
- 同2
- 花2
- 花3
- 花茎
- 葉
- 葉2
- 冬姿
- コメント
全体に柔らかな毛が密生しています。
(2014.5 千葉市)
普通、花冠が開きません。
(2007.4 千葉市)
どんなに小さくても花を付ける。写真の一番小さいものは丈が2cm、花序が5mm。
(2017.5 千葉市)
写真は上半分は未開花、下半分は雌性期で、
閉じた花冠の先端から花柱だけが飛び出しています。(2007.4 千葉市)
雌性期。花冠裂片の先端が萼から覗き、隙間から柱頭が伸びています。
(2014.5 千葉市)
雄性期か花が終わったと思われるもの。オオバコ科の花は雄性期に花冠が開きますが
本種は普通開かないのでわからない。茶色いものが花弁。(2014.5 千葉市)
花冠が開くものもあります。この場所では、開くものが多く、高密度で群生していました。
(2014.4 千葉市)
(2019.4 千葉市)
最上部は雌性期、下半分が雄性期。赤紫色の葯が飛び出しています。
(2014.4 千葉市)
花冠が4裂して開き、紫色の葯のついた花糸4本が展開。
(2014.4 千葉市)
花茎には長く柔らかな毛が密生しています。
(2014.4 千葉市)
葉にも毛が多く見られます。
(2007.4 千葉市)
葉裏。脈上にやや長い毛が密にあります。面にも葉表同様の毛が見られました。
(2017.5 千葉市)
多くは径3-4cm以下。中央脈以外はあまり目立たないようです。粗い毛が多く見られます。
(2014.3 千葉市)
神奈川県植物誌によれば、開放花の標本は全体の1割程度しかないとされています。 当地(千葉市)では、ザクッとした感覚ですが、半数以上が開放花であるように感じます。遠目では未開花のものを閉鎖花と誤認してしまいがちなことを考えれば、開放花を付けるものはもっと多いかもしれません。 標本は多分に典型とされる姿に近い個体で作成しがちなことを考えれば、「標本の1割弱が不稔の開放花をつける」ことと実態は異なり、開放花を付ける個体は他場所でもさほど少なくないのではないかと思いました。 なお、開放花=不稔であるかどうかは確認していませんが、タブ「花冠の開くもの2」のような状態で、これだけ増えていますから、いかがでしょうか? これもいずれ確認してみたいと思いました。 |