ヒメオトギリ

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オトギリソウ科 Hypericaceae
オトギリソウ科 Guttiferae
茎は基部で分枝してまっすぐに立ち上がり、丈は15-40cm、4稜があり側枝は鋭角的に伸びます。葉は5-13mmの三角状卵形で先は円頭、基部は半ば茎を抱き、黒点はなく、明点が見られます。
花は小さく、花弁は長さ2-3mm、雄しべは10-20個、萼片は大きさがばらばらで線状長楕円形~倒披針形。
よく似たコケオトギリは本種より茎が弱く、雄しべは5-8個。

 

2018.1.26 作成
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 葉2

ヒメオトギリ-全体

基部で多数分枝して立ち上がり、さらによく分枝して側枝は鋭角に伸びます。
(2016.6 千葉市)

ヒメオトギリ-全体2

図鑑では千葉県以西となっていましたが、茨城県南部にもあるようです。しばらく保留にしていましたが、雄しべ15本が確認できたのでアップしました。(2014.7 茨城県鉾田市)

ヒメオトギリ-全体3

貧弱なものはほとんど分枝しないようです。
(2016.9 岐阜県中津川市)

ヒメオトギリ-花

(2016.6 千葉市)


ヒメオトギリ-花2

雄しべは10-20本。写真では15本数えられます。コケオトギリは10本未満。
(2014.7 茨城県鉾田市)

ヒメオトギリ-葉

葉は三角状卵形。
(2014.7 茨城県鉾田市)

ヒメオトギリ-葉2

黒点はなく、面に明点が見られます。
(2016.6 千葉市)