イワオトギリ

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オトギリソウ科 Hypericaceae
オトギリソウ科 Guttiferae
丈は15-30cm、茎は多数叢生し、よく分枝します。葉は2-3cmの楕円形~卵形で基部は茎を抱きます。葉面に黒点が多数見られ、明点が少し混じります。
花は茎頂に集散状に付き、径1.5-2cm、萼には黒線と黒点が見られます。
よく似たシナノオトギリは葉の縁に黒点が多く、葉面には明点が見られます。

 

2020.1.20 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 花3
  • 葉2

イワオトギリ-全体

亜高山帯以上で一番見る機会の多いオトギリソウ。
(2015.7 秋田県八幡平)

イワオトギリ-全体2

湿原でこんなに大きくなってしまう株も・・・。他にもいろいろ考えたが、
周囲で多く見られる本種に落ち着いた。(2015.7 秋田県八幡平)

イワオトギリ-花

萼や花弁に黒点、黒線が見られます。
(2014.7 山形県月山)

イワオトギリ-花2

花弁や萼に、黒線と黒点が見られました。
(2015.7 秋田県八幡平)

イワオトギリ-花3

時に萼に明線が見られることがあります。
(2014.7 山形県月山)

イワオトギリ-葉

シナノオトギリとの違いは葉面に黒点が沢山見られること。
明点は少数。縁の黒点は少ない。(2015.8 北ア・白馬岳)

イワオトギリ-葉2

葉裏から見ると、明点が見られないのがわかりやすい。
(2017.8 群馬県谷川岳)

イワオトギリ-茎

葉の基部は茎を抱きます。
(2015.7 秋田県八幡平)