アツモリソウ

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ラン科 Orchidaceae
大きくて綺麗なランですが、それ故に盗掘が激しく、自生地は次々と消滅してしまっており、一方では保護・再生の努力が続けられています。
丈は20-40cm、葉は互生し、8-20cmの長楕円形。
花は茎頂に1つ付き、直径3-5cmと大きく、唇弁は袋状で内部に長い毛が散生します。側萼片は合着し、卵形。

 

2013.6.8 更新
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  • 花2

アツモリソウ-全体

野生ランの女王の風格。説明の必要はないかも・・・。後ろに見える葉はこのランの葉に
よく似ていますが遙かに大きく、オオバギボウシと思われます。(2013.6 山梨県)

アツモリソウ-全体

(2009.6 山梨県)


アツモリソウ-花

唇弁は袋状で側花弁が耳のように垂れています。前に突き出るのは背萼片で側萼片が
後ろに垂れますが、この写真では1枚しか写っていません。(2013.6 山梨県)

アツモリソウ-花2

花茎、柄、苞の裏面の脈上、葉の裏面の脈上には毛が多く見られます。
喜びすぎて、それらのアップ写真は撮り忘れました。(2013.6 山梨県)