ホテイラン

top
ラン科 Orchidaceae
花を布袋様のお腹に見立てて名付けられたそうです。
丈は6-15cm、葉は2.5-5cmの卵状楕円形でやや青みがあり、裏面は紫色、シワが多く縁は波立ちます。
花は茎頂に1つ付き、ピンク色、、萼片と側花弁は2-3cmで上方に放射状に並び、唇弁は袋状で大きく、25-3.5cm、開口部をずい柱がフタのように覆います。背面は二股に分かれた距となって下方に伸びます。

 

2012.3.3 作成
  • 全体
  • 全体2
  • 花2

ホテイラン-全体

この花もだいぶ盗掘されて少なくなりましたが、まだあるところにはあり、健在です。
(2009.6 長野県)

ホテイラン-全体2

丈はこれでも大きい方で10cmほど。小さいものは5cmくらい。
(2009.5 長野県)

ホテイラン-花

花弁状になったずい柱が袋状の唇弁の上蓋のように被さっていて、その上に3枚の萼片、
2枚の側花弁が放射状に並び、さらに上に同色の苞が伸びます。(2009.5 長野県)

ホテイラン-花2

花弁化したずい柱の下側に花粉塊が覗いています。
(2009.5 長野県)

ホテイラン-葉

葉は1枚、卵状楕円形で縁が波立ちます。
(2009.5 長野県)