コケイラン

top
ラン科 Orchidaceae
葉は披針形で長さ20-30cm、ふつう2枚あります。
花茎は30-40cm、花は萼と側花弁は披針形でほぼ同長で淡黄褐色、唇弁も萼片とほぼ同長で白色、基部付近で3裂し側裂片は披針形、、中央裂片はくさび状長卵形で2本の隆起腺があり、縁はやや波だちます。唇弁に褐色の斑があります。

 

2018.6.26 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 花3
  • 花4
  • <参考>変化

コケイラン-全体

東北地方の山地では比較的良く見るラン。
(2012.6 青森市)

コケイラン-全体2

他の植物に埋もれていることが多く、なかなかうまく撮らせてくれませんでした。
(2007.6 北海道礼文島)

コケイラン-花

唇弁の斑が目立ちます。この個体は側弁にも見られましたが、濃淡は別として、
このようなものは少なくないように感じます。(2009.6 新潟県笹ヶ峰)

コケイラン-花2

萼と側花弁は披針形で淡黄褐色、唇弁は白で基部で3裂、側裂片は小さく披針形、中央裂片は先端が拡がって波だちます。普通、斑が見られます。(2018.6 山形県鳥海山)

コケイラン-花3

唇弁の先があまり拡がらないもの。
(2015.6 岩手県早池峰山)

コケイラン-花4

(2018.6 山形県月山)


コケイラン-葉

葉は線状披針形。
(2012.6 青森市)

コケイラン-変化

斑の全くないもの。葉が全く観察できなかったのが少し気になります。
(2015.5 岩手県岩泉町)