クマガイソウ Cypripedium japonicum var. japonicum


クマガイソウ

分類
ラン科 アツモリソウ属
植生環境
山地
開花時期
4-5月 林内
地域
北海道西南部以西
特記
絶滅危惧2類
特徴
熊谷直実が母衣を背負った姿に見立てたという花。
丈は20-40cm、葉は10-20cmの扇状円形。
花は径10cmほどと大きく、唇弁が大きな袋状、側花弁は淡緑色、側萼片は合着し広卵状舟形で後ろ側に垂れ、背萼片は前に突き出る。
備考
エングラー : ラン科
類似種
 
撮影地
2017.4 千葉市  <自生>

クマガイソウ

杉林や竹林で多く見かけます。花は1つ。花茎や子房に毛が見られる。 (2008.4 千葉市) <植栽>


クマガイソウ

A: 背萼片 B: 側萼片(2つが合着している)  C: 側花弁(内側に毛がある) D: 唇弁(径約10cm) E: ずい柱 (2007.4 千葉市) <植栽>


クマガイソウ

蕾。A: 側萼片 B: 背萼片 C:側花弁 (2022.4 千葉市) <植栽>


クマガイソウ

葉はふつう茎の中間に2つ。 葉の途中からハサミでちょん切ったような印象を受ける葉です。 (2008.4 千葉市) <自生>