ヤマサギソウ
Platanthera mandarinorum subsp. mandarinorum var. oreades


ヤマサギソウ

分類
ラン科 ツレサギソウ属
植生環境
里 山地
開花時期
5-7月 湿った草地
地域
全国
特記
 -
特徴
丈は20-40cm、葉は一番下が大きく5-11cmの線状長楕円形、基部は茎を抱きます。鱗片葉は2-5個。
花は穂状に10個ほど付き、黄緑色で、側花弁は上方に立ちあがり、唇弁は舌状で10-15mm、距は後方に曲がり12-20mm。
異説
マイサギソウを含めてP. mandarinorum var. mandarinorumとする考えもある。
備考
エングラー : ラン科
類似種
マイサギソウ : 距が上向き
撮影地
2009.7 群馬県

ヤマサギソウ

この時期を前後して、ここではホソバノキソチドリ、コバノトンボソウ、オオヤマサギソウなどもあって紛らわしい。 (2009.7 群馬県)

ヤマサギソウ

上萼片がフタのように上から被さって少し前に突きだしています。距は湾曲して下向き。側萼片は上方に長く伸びます。 (2015.7 群馬県)

ヤマサギソウ

一番下の葉は広線形~狭長楕円形。他は広線形。いずれも茎を抱く。 (2015.7 群馬県)