チチブリンドウ

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リンドウ科 Gentianaceae
遥かヒマラヤに産するリンドウと同種のもの。
丈は8-15cm、茎は多少分枝し、4稜があって稜に膜質の狭い翼があります。葉は10-15mmの卵状楕円形で先は丸く基部は茎を半ば抱きます。
花はそれぞれの茎頂に1つだけ付き、4数性、花冠は長さ2cmで先端だけ開き、裂片は5mm、副片はありません。萼片は内片2、外片2に別れ、外片が大きく、いずれにも中央に竜骨状の稜があります。

 

2017.9.1 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 全体4
  • 花3
  • 葉2

チチブリンドウ-全体

見たことのないリンドウを見つけて本種と直感しました。
(2016.9 長野県)

チチブリンドウ-全体2

(2016.9 長野県)


チチブリンドウ-全体3

葉腋から分枝して茎頂に1輪だけ花を付けます。
(2015.9 長野県)

チチブリンドウ-全体4

(2015.9 長野県)


チチブリンドウ-花

先端部のみ平開するようなのですが、なかなか開いてくれない。
(2016.9 長野県)

チチブリンドウ-花3

(2016.9 長野県)


チチブリンドウ-花

萼片は内片と外片に分かれ、外片が大きい。写真では上が外片。
いずれも中央は竜骨状の稜になります。(2015.9 長野県)

チチブリンドウ-葉

葉は卵状楕円形で先は円頭、無毛。
(2015.9 長野県)

チチブリンドウ-葉2

茎には4稜があり、稜に膜質の翼があるはずなのですが、写真が悪くてわからない。
(2015.9 長野県)