ヒロハセンブリ

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リンドウ科 Gentianaceae
センブリの変種で葉の幅の広いもの。
丈は~22cmほど、下部の茎葉は長さ2-3.5cm、幅3-5mmの三角状披針形~楕円形、先は鈍頭で厚みと光沢があります。
花は茎頂に円錐状に密に付き、花冠裂片は9-12mmの広披針形で紫の条があり、萼片は線形~線状披針形で9-12mm。花冠裂片の基部付近に2つずつ蜜腺溝があり、そのまわりに長い毛が見られます。

 

2015.11.13 作成
  • 全体
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  • 花2
  • 花3
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  • 同・葉

ヒロハセンブリ-全体

葉の幅が広いセンブリ。厚みと光沢もある。下部の葉は楕円形でしたが、
典型は三角状披針形。(2015.11 静岡県下田市)

ヒロハセンブリ-全体2

ここでは、多くは丈は10cm前後でした。
(2015.11 静岡県下田市)

ヒロハセンブリ-全体

ソナレセンブリの時期に合わせて見に行きましたが、未開花でした。
1-2週間遅いようです。(2011.11 静岡県伊豆)

ヒロハセンブリ-花

花はセンブリと何ら変わらないようです。花冠には紫条が見られます。
(2015.11 静岡県下田市)

ヒロキセンブリ-花2

萼は線形~線状披針形で9-12mm。
(2015.11 静岡県下田市)

ヒロキセンブリ-花3

蜜腺溝の位置や周囲の毛の長さなど、センブリとの違いは感じられませんでした。
(2015.11 静岡県下田市)

ヒロキセンブリ-葉

上部に行くに従って細くなるように感じられました。
(2015.11 静岡県下田市)

ヒロハセンブリ-参考
千葉県内でかつて見たもの。
千葉や京都などで採種された標本の一部も本種であるとされており、ここのものを本種としても不自然ではないと思われますがどうでしょうか?(2014.11 千葉県銚子市)

ヒロハセンブリ-参考

全体4の葉。下部の葉はかなり幅広ですが、先が僅かに尖り気味で
厚みや光沢が不足している気がしないでもない。(2014.11 千葉県銚子市)