シロウマリンドウ Gentianopsis yabei var. yabei


シロウマリンドウ

分類
リンドウ科 タカネリンドウ属
植生環境
高山
開花時期
8月 草地 砂礫地
地域
白馬岳
特記
準絶滅危惧
特徴
タカネリンドウとも呼ばれます。
丈は5-30cmほど、茎葉は少数で、中部のものは2-7cmの卵形~卵状長楕円形で先は鋭頭、基部は丸く無柄、下部のものは倒卵状ヘラ形で先は鈍頭、基部は柄状。
花は、茎頂及び葉腋から分枝した枝先に2.5-3.5cmほどの縦に細長い花を1つずつ付けます。花冠は4裂、裂片は小さく、裂片の下部は紫色の斑があり、縁は細裂します。萼筒には4稜があり、裂片は筒部より短い。
花冠が紫色のものをムラサキシロウマリンドウと呼びます。
備考
エングラー : リンドウ科
類似種
アカイシリンドウ : 花冠裂片の先が丸い
撮影地
2014.8 北ア

シロウマリンドウ

花冠は長さ2.5-4cm。萼は花冠筒部の2/3。 (2014.8 北ア)


シロウマリンドウ

根生葉は花期にも見られます。下部の茎葉の葉腋からは分枝するようで、葉を伴った芽があがりかけているものもありました。 (2014.8 北ア)