タカネセンブリ Swertia tetrapetala subsp. micrantha


タカネセンブリ

分類
リンドウ科 センブリ属
植生環境
亜高山 高山
開花時期
8月 乾いた草地
地域
真昼 月山 朝日 北ア北部 白山
特記
 -
特徴
チシマセンブリの亜種。
丈は5-30cm。茎には4稜があります。
葉は15-30mmの三角状狭披針形~狭三角形、3脈があります。
花は茎頂などに複数付き、花冠は4裂し、花冠裂片は萼とほぼ同長、淡い青色で濃い青紫色の斑が多数入り、中央よりやや基部寄りに心形で緑色の蜜腺溝が1つあります。
備考
エングラー : リンドウ科
類似種
チシマセンブリ (狭義) : 蜜腺溝の周囲に密に毛があって蜜腺溝を囲む。
ハッポウタカネセンブリ : 花は径5-8mmと少し小さく、花冠裂片は萼片より長い。蜜腺溝の周囲に毛がある。
撮影地
2013.8 秋田県

タカネセンブリ

咲きはじめで丈は全て10cm以下と小さかったが、30cmくらいになるようです。ハッポウタカネセンブリに比して花は少し大きい。 (2013.8 秋田県)


タカネセンブリ

花冠は直径7-10mm、4裂し、裂片は萼とほぼ同長。萼は基部まで裂けます。中央より基部寄りに緑色をした心形の蜜腺溝と呼ばれる蜜腺があり、鐘形~ハート形、ふちには毛がほとんどないかわずかに見られる程度。 (2013.8 秋田県)


タカネセンブリ

葉は幅の狭い三角形で三脈があります。茎には稜があります。 (2013.8 秋田県)