ギンレイカ

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サクラソウ科 Primuraceae
やや名前負けした印象の花。
丈は30-70cm、茎には稜があり、上部で分枝します。葉は互生し、5-14cm、広披針形~狭卵形で先は鋭く尖り、基部は翼のある柄に続きます。
花は茎の上部の疎らな総状花序に付き、長さ5-6mm、花冠は横向きで裂片は平開しない。裂片は狭長楕円形で先は丸い。果実は径5mmの球形。

 

2014.6.12 更新
  • 全体
  • 花2
  • 花3
  • 葉2
  • 葉3

ギンレイカ-全体

丈は30-60cm。やや薄暗いような林内の水辺などで見かけます。
(2013.6 東京都高尾山)

ギンレイカ-花

花は長さ5-6mm程度と小さく、横向きに咲きます。
(2012.6 東京都高尾山)

ギンレイカ-花2

花は総状に付きますが、上部の葉の葉腋にも1つずつ付く。
(2012.6 東京都高尾山)

ギンレイカ-花3

基部に付いているのは苞。
(2013.6 東京都高尾山)

ギンレイカ-葉

葉は広披針形~狭卵形で柄には翼があります。
(2013.6 東京都高尾山)

ギンレイカ-葉2

葉表には顕著な毛が見られませんが、微細な突起が見られました。
(2014.6 東京都高尾山)

ギンレイカ-葉3

葉裏は白く見えますが、顕著な毛は確認することが出来ませんでした。
(2014.6 東京都高尾山)

ギンレイカ-実

果実は球形、先に花柱は長く残るようです。
(2012.7 茨城県久慈男体山)