カッコソウ Primula kisoana var. kisoana


カッコソウ

分類
サクラソウ科 サクラソウ属
植生環境
山地
開花時期
5月 林内
地域
北関東
特記
絶滅危惧1A類
特徴
うす暗い林内でひときは鮮やかに咲くサクラソウ。
葉は広円形で5-12cm、シワが多くも基部は心形で掌状に浅く裂け、歯牙が見られます。葉柄は長く、白く長い開出毛が密生します。
花は10-20cmの花茎に5-15個が1-3段輪生状に付き、径2-3cm、長さ1.5-2cm、喉部は緑褐色、裂片の先端は浅く凹みます。萼は5裂し裂片は線状披針形、毛が多く見られます。花茎にも開出毛が密生。
写真のよく知られた自生地は、一度荒らされてしまい、現在再生の努力が続けられています。
備考
エングラー : サクラソウ科
類似種
 
撮影地
2009.5 群馬県

カッコソウ

草丈は小さいが花は径3cmほどあり、大きい株は2-3段輪生状に花を付けます。 (2009.5 群馬県)


カッコソウ

葉は広円形で5-12cm。シワが多く、毛も多くあります。柄も毛が多い。 (2009.5 群馬県)