ヒロハテンナンショウ Arisaema ovale var. sadoense


ヒロハテンナンショウ

分類
サトイモ科 テンナンショウ属
植生環境
山地
開花時期
5-6月 林内
地域
北海道 本州・九州の日本海側
特記
 -
特徴
ブナ林床で見られる植物。
偽茎は葉柄とほぼ同長、花は葉よりも下で咲きます。丈は15-55cm。葉はふつう1枚で5-7裂し、小葉は狭卵形から倒卵形で先は鋭く尖り、全縁です。
花柄は短く1-6cm、仏炎苞は黄緑色~緑色で隆起する白条があります。付属体は先端が頭状に膨れるものもあります。
備考
エングラー : サトイモ科
類似種
ユモトマムシグサ : 花が葉よりも明らかに上で咲く。
撮影地
2011.6 栃木県日光市

ヒロハテンナンショウ

葉は多くは1枚、花は葉より下で咲きます。 (2011.6 栃木県日光市)

ヒロハテンナンショウ

白条は隆起します。 (2011.6 栃木県日光市)

ヒロハテンナンショウ

葉は5-7小葉からなります。写真は縁が少し波立っていますが、鋸歯はない。 (2011.6 栃木県日光市)