センリョウ Sarcandra glabra
 (品種) キミノセンリョウ


センリョウ

分類
センリョウ科 センリョウ属
植生環境
里 山地
開花時期
6-7月 草地
地域
南関東 東海 紀伊 中国 四国 他・各地で逸失
特記
 -
特徴
正月飾りにも用いられる植物のため、庭などに植えられることが多く、各地で逸出しています。
丈は1mくらいまで、葉は6-15cmの長楕円形~卵状楕円形で光沢があってやや厚く、先が長く尖り縁は鋭い鋸歯縁。
花は少数分枝する2-4cmの穂状花序に付き、花弁、萼はなく、球形の雌しべに白い小さな雄しべ1つが付きます。雄しべには葯が2つ。初冬に果実は朱色に熟します。
果実の黄色いものはキミノセンリョウと呼ばれます。
備考
エングラー : センリョウ科
類似種
 
撮影地
2014.7 千葉市

センリョウ

花は地味ですが、果実は正月飾りとして良く知られます。 葉は長楕円形~卵状楕円形で先は長く尖り、光沢があって鋸歯があります。 (2016.11 千葉市)


センリョウ

花序は2-4cm、2-3回分枝して穂状に花を付けます。 (2017.6 千葉市)


センリョウ

先端に柱頭が付いた子房は径1.5mm、雄しべは2つが合着してその側面に付き、長さ1.5mm、葯はその側面に2つ付く。 (2014.7 千葉市)


(品種) キミノセンリョウ f. flava

キミノセンリョウ

果実の黄色いものはキミノセンリョウと呼ばれます。ふつうのセンリョウに混ざって見られる。 (2016.11 千葉市)