アシタバ

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セリ科 Apiaceae
セリ科 Umbelliferae
スーパーなどで葉が売られており、八丈島の名産にもなっています。
丈は50-120cm、葉は2回3出羽状複葉、小葉は広卵形でさらに裂け、光沢があり、柄の基部は袋状に膨らみます。
花は淡い黄緑色です。総苞片はなく、小総苞片は線形で数個。
よく似たハマウドは花色が白で花期は6月頃。

 

2019.11.25 更新
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  • 簡単な食べ方

アシタバ-全体

丈は0.5-1.2mほど。
(2010.10 千葉県銚子市)

アシタバ-全体2

(2019.11 千葉県銚子市)


アシタバ-花

花期も鞘がそのまま残ります。
(2010.10 千葉県銚子市)

アシタバ-花2

花は淡い黄緑色、良く似たハマウドは白。
(2019.11 千葉県銚子市)

アシタバ-花3

花期に総苞片はありません。花序や小花序の柄には細毛が見られました。
(2019.11 千葉県銚子市)

アシタバ-花3

小総苞は広線形。
(2010.10 千葉県銚子市)

アシタバ-蕾

(2019.11 千葉県銚子市)


アシタバ-実

(2015.11 静岡県下田市)


アシタバ-葉

葉は2回3出羽状複葉で小葉は更に羽状に裂けています。
(2019.11 千葉県銚子市)

アシタバ-葉2

葉は裏面も無毛のようでした。
(2019.11 千葉県銚子市)

アシタバ-茎

葉の基部は袋状に膨らみます。
(2019.11 千葉県銚子市)

アシタバの葉は成長すると紙質で、茹でても固くて食用には向きません。 若い葉のみおいしくいたたけます。
採取は5-6月と言われますが、秋にも採取できます。
(秋は近くで花も咲いているので、誤認する可能性が低いと思います)
ただ、クセが強いので、好みは分かれるかもしれません。

ベーコンと一緒に炒めるとおいしく食べられるようですが・・・。
我が家では、調理が面倒なので、簡単におひたしで食べています。
最初はあまり美味しいとは感じませんでしたが、食べているうちに山菜らしい強いクセにどんどんはまっていきました。
わさび入り出汁醤油(そばつゆ)、わさび入り酢醤油、辛子酢味噌、等々で食べました。

クセを緩和したい人は・・・ワサビマヨネーズ+醤油数滴で試されてください。(マヨネーズがクセを多少緩和します)
栄養豊富な食材らしいので、いかがでしょうか?

セリ科には有毒種もありますから、誤認にご注意ください