エゾノシシウド Coelopleurum gmelinii


エゾノシシウド

分類
セリ科 エゾノシシウド属
植生環境
海岸
開花時期
6-8月 砂まじりの草地
地域
東北北部以北
特記
 -
特徴
丈は1-1.5m、茎は中空で太い。葉は1-2回3出複葉で厚みがあって光沢があり、小葉は菱状卵形~広卵形、頂小葉は3裂することがあり、葉柄の基部は袋状。小葉は葉脈が凹み、縁は粗い重鋸歯状。
花は大きな複散形花序に密に多数付きます。広線形の小総苞片が多数見られます。
異説
 
備考
エングラー : セリ科
類似種
 
撮影地
2016.5 青森県階上町  他

エゾノシシウド

小総苞片は広線形で多数あり、目立ちます。総苞片はあるものとないものがある。 (2015.5 青森県八戸市)

エゾノシシウド

葉は1-2回3出複葉ですが、上部の茎葉以外はほぼ2回のようです。羽状複葉になることもあるそうです。小葉は卵形でシワが多く、フチには鋭い鋸歯。下部の茎葉では各3出の頂小葉は3裂ぎみになるものが多く見られました。 (2007.6 北海道礼文町)

エゾノシシウド

葉柄の基部は袋状に膨らみます。 (2016.5 青森県階上町)