オオクルマバナ / ニッコウクルマバナ

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シソ科 Lamiaceae
シソ科 Rabiatae
クルマバナのうち、茎は分枝せず、萼裂片の先が長く尖るものです。萼筒には腺毛が混じります。花冠は長さ10-14mm、萼は6.5-8mmといずれもクルマバナより長く、花期も早い。

 ニッコウクルマバナはクルマバナと本種の中間形態であり、場合によっては本種またはクルマバナのsynonymになるのかもしれません。

 

2018.7.16 作成
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 花3
  • 花4
  • 花5
  • 葉2
  • ニッコウクルマバナ
  • 同・花

オオクルマバナ-全体

基部を除いて茎は全く分枝していません。
(2018.7 山形県西川町)

ニッコウクルマバナ-全体2

(2018.7 山形県西川町)


オオクルマバナ-花

花付きがとても良く、綺麗でした。
(2018.7 山形県西川町)

オオクルマバナ-花2

(2018.7 山形県西川町)


オオクルマバナ-花3

萼の上側裂片は鋭く尖り、全体に長毛が見られました。
(2018.7 山形県西川町)

オオクルマバナ-花4

長い苞が邪魔して萼筒は見えませんでしたが、下側裂片は非常に鋭く針状でした。
(2018.7 山形県西川町)

オオクルマバナ-花5

矢印部分に何らかの毛が確認出来ましたが、雨に濡れて張り付いてしまい、
腺毛かどうかはわからなかった。(2018.7 山形県西川町)

オオクルマバナ-葉

葉は卵形~狭卵形。葉表に粗い毛が見られた。
(2018.7 山形県西川町)

オオクルマバナ-葉2

葉裏。脈上にやや長い毛が見られ、面にもまばらに見られました。
(2018.7 山形県西川町)

オオクルマバナ-茎

茎には4稜があり、下向きの毛が見られた。
(2018.7 山形県西川町)

ニッコウクルマバナ-全体

花もやや大きく、萼裂片は尖っていましたが、上部で少し分枝していました。。
花期も早い印象ではない。(2009.8 福島県裏磐梯)

ニッコウクルマバナ-花

(2009.8 福島県裏磐梯)