ダンドタムラソウ Salvia lutescens var. stolonifera


ダンドタムラソウ

分類
シソ科 アキギリ属
植生環境
山地
開花時期
5-6月 林内
地域
静岡 愛知 長野
特記
 -
特徴
ミヤマタムラソウに似るが、花色が薄く、茎の基部から走出枝を出すのが特徴。
茎には毛がないかごく少ない。葉は茎葉、根生葉ともに1-2回羽状複葉で質は薄い。葉柄に開出した毛が見られるものもあります。
花は1cm前後の唇花で、淡青色、雄しべ2本は花冠から長く飛び出ます。
備考
エングラー :  シソ科
類似種
ミヤマタムラソウ : 走出枝は出さない。
撮影地
2016.6 長野県

ダンドタムラソウ

丈は多くは30cm前後、落葉樹林内の山水を引く水路と思われる周辺に多数群れていた。(2016.6 長野県)

ダンドタムラソウ

花色は淡青色、雄しべ2本は花冠から長く飛び出ます。花冠外側には長毛があり、萼や花序の軸には腺毛が多く見られた。ミヤマタムラソウとほぼ同じようだ。(2016.6 長野県)

ダンドタムラソウ

葉は質が薄く小ぶり、1-2回羽状複葉で、小葉は深い鋸歯が見られました。(2016.6 長野県)


ダンドタムラソウ

前年の走出枝により出来た思われる新株の根生葉。ロゼット径6-8cmくらい。茎は立ちあがっていなかった。矢印は走出枝ではないかと思われたもの。いずれも右の株から伸びているようだ。(2016.6 長野県)