タニジャコウソウ Chelonopsis longipes


タニジャコウソウ

分類
シソ科 ジャコウソウ属
植生環境
山地
開花時期
9-10月 やや湿ったところ 谷間など
地域
関東以西
特記
準絶滅危惧
特徴
丈は0.5-1m、茎に開出する粗い毛があって赤味を帯びます。葉は8-15mmの狭披針形~広披針形で、先は尖り、基部は狭まって急に切形~心形で短い柄に続きます。
花は葉柄より長い柄に1-3個付き、花冠長さ3.5-4cm、ピンク色。萼には圧毛があります。
ジャコウソウは花柄が葉柄より短く、花冠の長さが4-4.5cmと長い。
備考
エングラー : シソ科
類似種
ジャコウソウ : 花柄は葉柄より短い。
撮影地
2008.10 神奈川県箱根町 <植栽>

タニジャコウソウ

花が茎から離れて咲きますから、ジャコウソウより花がよく見えます。 (2008.10 神奈川県 箱根町) <植栽>


タニジャコウソウ

花は葉柄より長い柄の先に1-3個付きます。この写真は植栽のもの。 (2008.10 神奈川県 箱根町) <植栽>


タニジャコウソウ

花冠は長さ3.5-4cm。 (2012.10 神奈川県葉山町)


タニジャコウソウ

葉は狭披針形~広披針形で基部は切形~心形、極端なものは基部がわずかに左右に膨らむ。柄は短い。 (2012.10 神奈川県葉山町)