オニヒョウタンボク

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スイカズラ科 Caprifoliaceae
丈が最大5mほどになる落葉小高木。樹皮は縦に裂け、やがて剥がれ落ちます。
葉は対生し、3-9cmの卵形~長楕円形、全縁、両面に毛があり、裏面は多い。
花は若い枝の葉腋から1-2cmの花柄の先に2個ずつ付き、唇形花で長さ1.3-1.4cm、上唇は4裂、下唇は広線形、筒部にこぶ状の突起が見られます。雄しべは5で雌しべとともに花冠から飛び出ます。

 

2019.6.6 更新
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  • 花2
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  • 花4
  • 葉2
  • 葉3
  • 樹皮

オニヒョウタンボク-全体

里に近いところでは咲き始めていましたが、山際に行くと蕾ばかりでした。
(2019.5 長野県)

オニヒョウタンボク-全体2

(2019.5 長野県)


オニヒョウタンボク-全体3

(2019.5 長野県)


オニヒョウタンボク-花

花は唇形花、上唇は4裂と聞きましたが、撮影したものはご覧の通り。
(2019.5 長野県)

オニヒョウタンボク-花2

花冠筒部にこぶ状の大きな突起が見られます。
(2019.5 長野県)

オニヒョウタンボク-花3

角度を変えて・・・。
(2019.5 長野県)

オニヒョウタンボク-花4

花柄や葉柄などには腺毛が見られます。
(2019.5 長野県佐久市)

オニヒョウタンボク-蕾

線形の苞と思われるものが見られました。
すでに花冠筒部のこぶ状の突起も見られます。 (2019.5 長野県)

オニヒョウタンボク-実

果実は2個が一部合着している。
(2019.6 長野県)

オニヒョウタンボク-葉

葉は卵形~長楕円形、全縁、短く鋭頭、基部は円形~広いくさび形、短柄があります。
短く固い毛が見られます。(2019.5 長野県)

オニヒョウタンボク-葉2

表面拡大。面の毛は映らなかったが、影で存在がわかりました。
(2019.5 長野県佐久市)

オニヒョウタンボク-葉3

脈上だけでなく、面にも毛が多く見られました。小さな腺点があるそうですが、
写らなかった。(2019.5 長野県)

オニヒョウタンボク-枝

葉柄や新枝には腺毛が見られました。
(2019.5 長野県)

オニヒョウタンボク-樹皮

樹皮は縦に裂け、紙状に剥がれ落ちます。
(2019.5 長野県)