ミヤマガマズミ Viburnum wrightii var. wrighti

2025.6.14 更新

ミヤマガマズミ

分類
ガマズミ科 ガマズミ属
植生環境
山地
開花時期
5-6月 草地
地域
全国
特記
 -
特徴
山地で見られるガマズミ。
葉は6-14cmの倒卵形~広卵形で、先が尾状に鋭く尖り、基部は幅の広いくさび形、鋸歯が片側15個程度見られる。葉柄や葉裏脈上には長毛が見られるが、葉表はほぼ無毛か脈上にわずかにある。
花序は散房状で装飾花はなく、花序の軸や小花柄に長い毛がまばらに見られ、星状毛が混じる。花冠は径5-7mmで5中裂し平開する。果実は球形~卵形で長さ5-7mm、暗赤色に熟す。
備考
エングラー :  スイカズラ科
類似種
ガマズミ : 葉先は先だけツンと尖る。葉裏に星状毛が密。
撮影地
2017.6 青森県西目屋村

ミヤマガマズミ

ガマズミより高所で見られる(2017.6 青森県西目屋村)

ミヤマガマズミ

花は5-7mm、花冠5中裂。 (2018.5 栃木県鹿沼市)

ミヤマガマズミ

葉は倒卵形~広卵形、先が尾状に伸び、基部は幅広のくさび形。片側15個程度の鋸歯が見られる。 (2017.6 青森県西目屋村)

ミヤマガマズミ

葉柄や葉裏脈上には長い絹毛がある。 (2025.6 新潟県魚沼市)