ミヤマニワトコ (オオニワトコ) 
Sambucus racemosa subsp. sieboldiana var. major


ミヤマニワトコ

分類
ガマズミ科 ニワトコ属
植生環境
山地
開花時期
3-5月 林縁
地域
日本海側の多雪地域
特記
 -
特徴
ニワトコの変種で、茎が横に伸び、しばしば途中から根を出します。葉は奇数羽状複葉、小葉は2-3対で大きく、5-13cmの楕円状披針形~楕円形で、表にまばらに細かい毛と乳頭状突起があるが後に脱落する。
円錐花序も大きく~10cmで軸に乳頭状突起がある。
備考
エングラー : スイカズラ科
類似種
ニワトコ : 茎はふつう立ち上がり、小葉は3-10cmの長楕円形。
撮影地
2019.7 岩手県八幡平  他

ミヤマニワトコ

全体に雪の重みで押しつぶされたような姿。小葉は2-3対で楕円状披針形~楕円形。 (2008.6 秋田県鹿角市)


ミヤマニワトコ

茎の下部が横に伸びるので、大きく広がっていました。 (2018.6 山形県遊佐町)


ミヤマニワトコ

葉表にはまばらに細かい毛と乳頭状突起(矢印)があるが後に脱落する。写真は果期(6月下旬)もの。 (2018.6 山形県遊佐町)