アオイスミレ

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スミレ科 Violaceae
春先に、最初に咲き出すすみれの1つです。
丈は3-8cm、有茎、葉は円心形で先は丸く、縁には低鋸歯があります。冬も越冬葉が残り、新葉は両脇から巻いて出ます。全体的に毛は多く、葉の表面はごく短いか、ほとんど見られない。托葉は全縁で縁毛があり、櫛形にも見える。
花は15mmほどで色は薄紫色~白。側弁が横に開かず、前に伸びる独特の咲き方をします。側弁はふつう有毛ですが、ないものもあります。唇弁がやや大きくて紫条があり、花柱先端は下を向く。距は短め。

 

2023.3.10 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 全体4
  • 全体5
  • 全体6
  • 花正面
  • 同2
  • 花横
  • 葉2
  • 葉3
  • 托葉
  • 冬姿
  • 花後

アオイスミレ-全体

側弁が外に開かないのが特徴。花柄はあまり伸びない。写真は咲き始めの頃。
(2017.3 東京都高尾山)