コミヤマスミレ

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スミレ科 Violaceae
湿ったやや暗い所にある花期が最も遅いスミレの1つです。
丈は4-8cm、葉は卵形で葉色が暗めの緑色のものが多く、葉裏は赤味を帯びるものが多いが例外も多く見られます。基部は心形。葉、葉柄、花柄、萼に毛が見られます。
花は小さく、1-1.5cm程度、側弁は有毛、唇弁は小さく、紫色の線状斑が入ります。萼が反り返っているのがわかりやすい特徴点。日影を好み、沢沿いなどで見かけます。

 

2019.5.15 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花正面
  • 花2
  • 花 横
  • 葉2
  • 芽出し

コミヤマスミレ-全体

やや湿った暗い所を好みます。高尾山では沢沿いで見られます。
(2010.5 高尾山)

コミヤマスミレ-全体2

(2010.5 東京都高尾山)


コミヤマスミレ-全体3

(2019.5 静岡県富士市)


コミヤマスミレ-花

側弁は有毛。花弁が細い傾向があり、特に唇弁は細くてやや小さい。
(2012.5 神奈川県箱根町)

コミヤマスミレ-花2

(2015.5 東京都高尾山)


コミヤマスミレ-花3

萼には毛があり、反り返っているのが大きな特徴。
(2012.5 神奈川県箱根町)

コミヤマスミレ-葉

葉は卵形でまばらに毛があります。始めは明るい緑色ですが、
次第に赤味を帯びるようです。(2015.5 東京都高尾山)

コミヤマスミレ-葉2

葉裏も少し赤味を帯びていました。
(2015.5 東京都高尾山)

コミヤマスミレ-芽出し

4月上~中旬頃。他のすみれが一斉に咲き始めた頃は
まだこんな状態で、葉は2cmほど。(2017.4 東京都高尾山)

コミヤマスミレ-夏

夏の様子。葉は花期の1.5-2倍くらいにきくなっていますが、
全体の印象はあまり変わらない。(2017.8 東京都高尾山)