ヒメスミレサイシン Viola yazawana


ヒメスミレサイシン

分類
スミレ科 スミレ属
植生環境
山地 亜高山
開花時期
5月 1800m前後の乾き気味の針葉樹林下・林縁
地域
中部東部 関東西部
特記
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特徴
フォッサマグナ要素の植物の1つ。中部東部の限られた岩山などの明るい針葉樹林下などで見られます。
丈は4-8cm、葉は両面とも毛が多く、柔らかで細長い心形で、柄も柔軟。展開は遅く、花期は丸まった葉が見られる程度のことが多い。
花は1.5cm、側弁に毛はなく、唇弁に紫条があります。萼の付属帯は短く、先は平滑、距は短い。
備考
エングラー : スミレ科
類似種
シコクスミレ : 側弁に毛がある。葉は広卵形で基部は心形。
撮影地
2010.5 山梨県三ツ峠山  他

ヒメスミレサイシン

側弁の内側には毛がありません。 (2009.5 長野県川上村)


ヒメスミレサイシン

萼片の付属帯には切れ込みがありません。よく似たシコクスミレには鋭い切れ込みがある。 (2009.5 長野県川上村)