イブキトラノオ

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タデ科 Polygonaceae
丈は20-80cm、根生葉は花期にも残り披針形~長楕円形で基部はくさび型、長い柄があります。下部の茎葉もほぼ同様。上部の茎葉は披針形で基部は茎を抱きます。
花序は茎頂に総状に密に付き、長さ1.5-3.5cm、花には花弁はなく、萼は5深裂、花色は白~淡いピンク。雄しべ8で長く飛び出します。
よく似たエゾイブキトラノオは丈が1mらなり、花序も長い。

 

2016.2.8 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 葉2
  • 葉3
  • 葉4
  • 葉5
  • 托葉

イブキトラノオ-全体

大樺沢上部で多く見られました。
(2010.8 南ア・北岳)

イブキトラノオ-全体2

奥日光では道路際や森の中などでもよく見かけます。
(2010.7 栃木県奥日光)

イブキトラノオ-全体3

高山帯にあるものは、丈が30cm前後。
(2008.8 北ア・白馬岳)

イブキトラノオ-花

葯は既に失われています。
(2010.8 栃木県奥日光)

イブキトラノオ-花2

花には花弁はなく、花弁に見えるのは萼。先端はあまり開かない。
(2015.8 南ア・北岳)

イブキトラノオ-葉

上部の茎葉は柄がなく、披針形で茎を抱きます。
(2013.9 南ア・北岳)

イブキトラノオ-葉2

(2010.7 栃木県奥日光)


イブキトラノオ-葉3

(2015.8 南ア・北岳)


イブキトラノオ-葉4

下部の葉には柄が見られます。
(2015.8 南ア・北岳)

イブキトラノオ-葉5

根生葉。長柄が見られます。
(2015.8 南ア・北岳)

イブキトラノオ-托葉

托葉は筒形で先端は斜めに切れます。
(2015.8 南ア・北岳)