オオイタドリ

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タデ科 Polygonaceae
雌雄異株。
丈は2-3mにもなる超大型の草本。茎の先端は弓状にしなります。葉は15-30cmの長卵形~卵形で基部は心形、裏面は白く、両面に毛が見られます。托葉鞘は膜質で縁毛はありません。
花序は頂生、腋生し、それぞれ多数の総状花序が円錐状に付き、毛が見られます。雌花は果時に外花被の背部の3つの突起が大きくなって、長さ10mmほどの翼となります。

 

2017.9.3 更新
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オオイタドリ-全体

あまりに大きくて好きになれない植物ですが、
上から見ると、意外と悪くはないなと思いました。(2014.7 岩手県岩泉町)

オオイタドリ-全体2

(2017.8 群馬県谷川岳)


オオイタドリ-全体3

見上げるほど大きくなります。
(2008.8 八方尾根)

オオイタドリ-花

雄花序。
(2006.8 富山県立山町)

オオイタドリ-花2

雌花序
(2015.9 秋田県男鹿市)

オオイタドリ-花3

雌花。花被の外側に3つの花被に突起があり、この突起が花が終わると肥大して
果実の翼となります。矢印は蕾で、既に突起を持っている。(2015.8 秋田県男鹿市)

オオイタドリ-葉

(2014.8 青森県深浦町)


オオイタドリ-茎

托葉鞘は膜質。
(2014.8 青森県深浦町)

オオイタドリ-春

勢いよく伸びていく。
(2017.5 新潟県加茂市)