オオネバリタデ

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タデ科 Polygonaceae
丈は1m、茎はよく分枝し、托葉鞘下部にある腺から粘液を出して粘ります。葉は4-10cmの狭長披針形~線状披針形、先は鋭く尖り、両面に粗い毛があります。托葉鞘は長い筒形で外側に毛が見られ、縁に長い毛があります。
花は枝先に総状に付き、花弁はなく、萼は白緑色~ピンクで5裂して2mm。
よく似たネバリタデは丈が小さく、葉が短くて披針形、全体に毛が多く、腺は節間にある。

 

2020.10.9 作成
  • 全体
  • 全体2
  • 葉2
  • 茎2
  • 茎3

オオネバリタデ-全体

茎は細くて頼りなげでしたが、それでも直立していました。
(2016.9 群馬県上野村)

オオネバリタデ-全体2

茎は細く、葉も小さく、花序も細くて、まだ咲き始めて
いないのではないかと疑いました。(2016.9 群馬県上野村)

オオネバリタデ-花

花は他のイヌタデ属などと比べても小さく、萼片は2mmほど。
(2016.9 群馬県上野村)

オオネバリタデ-実

(2016.9 群馬県上野村)


オオネバリタデ-葉

葉は細く、多くは狭披針形~線状披針形でした。
(2016.9 群馬県上野村)

ネバリタデ-葉2

葉裏はやや白く、縁と脈上に上向きの毛が見られました。
(2016.9 群馬県上野村)

ネバリタデ-茎

托葉鞘は長い筒形、縁に毛があり、外面にも見られます。托葉鞘の下の茎は
粘液で濡れて光っており、よく粘りました。(2016.9 群馬県上野村)

オオネバリタデ-茎2

茎の下部ではあまり粘らず、托葉鞘の下に毛が見られました。
(2016.9 群馬県上野村)

オオネバリタデ-茎3

とてもよく粘るので、その辺の葉をくっつけてみました。
(2016.9 群馬県上野村)