コギシギシ Rumex dentatus subsp. klotzschianus

2022.5.26 更新

コギシギシ

分類
タデ科 ギシギシ属
植生環境
開花時期
4-6月 畑 草地
地域
関東~九州
特記
 -
特徴
丈は30-70cmとやや小型で、全体に赤みを帯びない。茎葉は4-12cmの長楕円形、先は鈍頭、基部は円形~心形、波状の鋸歯があるか全縁。花期に根生葉はない。
花序は全体として円錐状、花は輪生状に付き、葉状の苞がある。内花被片は三角状の卵形、翼部に3-4対の刺状突起があり、白く大きな長卵形のこぶ状突起が目立つ。
備考
エングラー : タデ科
類似種
 
撮影地
2022.5 群馬県

コギシギシ

少々時期が遅かったせいか、葉は多くは落ちてしまったが、内萼片の特徴が判りやすかった。 (2022.5 群馬県)

コギシギシ

花は輪生状に付きそれぞれに葉状の苞が付く。写真は果期。 (2022.5 群馬県)

コギシギシ

内花被片は三角状で翼部に3-4対の刺状突起があり、3面ともに長卵形のこぶ状突起が発達する。 (2022.5 群馬県)