バイカツツジ Rhododendron semibarbatum

2025.7.3 作成

バイカツツジ

分類
ツツジ科 ツツジ属
植生環境
山地
開花時期
6-7月 林縁 明るい林内
地域
北海道南部~九州
特記
 -
特徴
丈は2mほど、葉は枝先に集まっって互生し、長さ2.5-5cmの楕円形、鋭頭、葉表には毛が散生し、葉裏脈上、葉柄や若い茎に腺毛がある。
花は葉腋に付き、葉に隠れるように付く。径2cmほど、花冠は5中裂、白色で上側2片に赤い斑が入る。雄しべは5、うち2つは短く、葯は小さく花粉はほぼ付かず、花糸に毛が密生する。萼や柄に腺毛がある。
備考
エングラー :  ツツジ科
類似種
 
撮影地
2025.6 福島県天栄村

バイカツツジ

葉に隠れるように咲くので見つけにくい。写真のものも休憩中の偶然の賜物。花の上側2裂片下部の周囲に赤い斑が入る。

バイカツツジ
バイカツツジ

上 : 雄しべは5、うち2本は短く、葯は付くが他3つより小さく、花粉はないようだった。花糸に長い毛が密に見られた。
下 : 萼は小さく裂片は三角状、縁に短い腺毛がある。柄は5mmほどで同様の腺毛がある。

バイカツツジ

葉は枝先に集まって互生し、2長さ.5-5cmの楕円形、鋭頭、葉の表面に毛があり、縁には少し腺毛が少し混ざっていた。葉柄や若い枝には腺毛が多く見られた。