ネジキ Lyonia ovalifolia var. elliptica


ネジキ

分類
ツツジ科 ネジキ属
植生環境
山地
開花時期
5-7月 やや乾いたところ
地域
東北南部以南
特記
 -
特徴
丈は2-7mの落葉低木。樹皮は縦に裂け、薄く剥がれ落ちます。
葉は5-10cmの広卵形~卵状楕円形、鋭頭、全縁両面に毛がまばらにあり、葉裏脈上に白毛が密生します。
花は横に伸びた4-6cmの総状花序に下向きに多数付き、花冠は長さ8-10mmの壺型で先が浅く5裂します。雄しべは10個。萼片は三角状で先が尖り、苞は線形。
備考
エングラー : ツツジ科
類似種
 
撮影地
2018.5 千葉県君津市

ネジキ

ふつうは高木として見られることが多いが、崖地などでは2-3mで、葉も小型になることがあるようだ。写真トップは崖地で見られた丈が2mほどのもの。 (2018.5 千葉県君津市)

ネジキ

花序は横に伸び、花は総状に付きます。花柄の基部には苞が付く。 (2018.5 千葉県君津市)

ネジキ

花冠は細長いつぼ形、先は浅く5裂して平開、萼は5深裂。 (2018.5 千葉県君津市)


ネジキ

葉は卵状楕円形~楕円形。縁が少し波立つことが多いようです。ごく浅く粗い鋸歯が見られるはずですが、ほとんど気づけないレベルでした。 (2018.5 千葉県君津市)