ヤブミョウガ

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ツユクサ科 Commelinaceae
日があまり当たらないようなジメっとしたところなどに多く、よく群生します。雌雄同株。
丈は0.5-1m、茎の中部に葉が6-7枚互生し、20-30cmの狭長楕円形、表面は光沢がありますがややザラつきます。
花は円錐状の集散花序に付き、径7-10mm、両性化と雄性花があり、いずれも花弁3、萼3で花弁は萼片より少し大きい。雄しべは6、時にうち3つは仮雄しべになる。雄性花の雄しべは長い。

 

2020.7.10 更新
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  • 葉2
  • 葉3
  • 葉4
  • 茎2

ヤブミョウガ-全体

林床だけでなく、農地脇の木陰等、ややジメッとした所などでもよく見かけます。
(2017.7 千葉県館山市)

ヤブミョウガ-全体2

(2011.9 千葉市)


ヤブミョウガ-全体3

根茎が長く地下を横に匍って拡がるので、他の植物が好まない
暗くジメッとした所などではこのように群生することも多い。(2017.7 千葉県館山市)

ヤブミョウガ-花

花は1日花のようです。
(2016.10 千葉市)

ヤブミョウガ-花2

雄性花。雄しべが長い。
(2015.9 千葉市)

ヤブミョウガ-花3

花弁3と萼片より少し大きい。
(2015.8 千葉市)

ヤブミョウガ-花4

小花序の基部に苞が見られましたが、おそらく早落する。
(2020.6 千葉県 旧・富浦町)

ヤブミョウガ-花5

花茎には先端が曲がった毛が多く見られました。
(2015.8 千葉市)

ヤブミョウガ-実

果実は熟すと紺色。
(2015.9 千葉市)

ヤブミョウガ-葉

葉は中間部に集まります。
上部の葉は極端に小さく、まばらになる。(2011.9 千葉市)

ヤブミョウガ-葉2

中間部以下の葉は狭長楕円形で基部は鞘状。
(2020.6 千葉県 旧・富浦町)

ヤブミョウガ-葉2

葉裏。細毛があるはずですが、ごく少数しか確認出来なかった。
(2020.6 千葉県 旧・富浦町)

ヤブミョウガ-葉4

上部の葉はまばらに付き、且つ小さい。
(2020.7 千葉市)

ヤブミョウガ-茎

茎の中間部では葉は密に付き、上から見ると輪生状に見える。
(2020.6 千葉県 旧・富浦町)

ヤブミョウガ-茎2

茎の下部では葉はまばら。基部は鞘状で茎に続きます。
(2015.8 千葉市)