ウド

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ウコギ科 Araliaceae
「ウドの大木」のことわざでお馴染みの植物。
丈は1-1.5m、葉は2回羽状複葉で全体に広三角形、小葉は3-30cmの卵形~長楕円形で先は尖り縁に細かい鋸歯があります。
花は球状の花序散形花序が複総状に付きます。花弁は淡緑色。果実は黒紫色に熟し、1-3mm。
八百屋で売られているウドと同じものですが、食用は光を当てずに育てたもの。
良く似たミヤマウドは茎や葉柄が赤味を帯び、小葉の先端がツンと尖ります。

 

2021.9.29 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 全体4
  • 花2
  • 実2
  • 葉2
  • 葉3

ウド-全体

海岸の草地にあったもの。海岸から山地の草原までいろいろな所で見かけます。
(2010.8 霧ヶ峰)

ウド-全体2

(2011.8 長野県白馬村)


ウド-全体3

(2021.9 千葉県市原市)


ウド-全体4

果期
(2017.9 新潟県 旧・松之山町)

ウド-花

花は5弁花でまり状に付き、雄しべが目立ちます。
(2008.8 湯の丸高原)

ウド-花2

花弁は5枚、雄しべ5個。
(2014.7 青森県深浦町)

ウド-実

(2018.10 東京都高尾山)


ウド-実2

(2016.9 長野県 旧・堀金村)


ウド-葉

葉は2回羽状複葉で小葉は卵形。
(2014.7 青森県深浦町)

ウド-葉2

小葉が異形になるものもありました。
(2006.9 神奈川県箱根町)

ウド-葉3

葉裏。葉脈に微毛が密生していました。
(2014.7 青森県深浦町)

ウド-茎

茎は白くない以外は八百屋でおなじみ。微毛があります。
(2007.8 長野県松川村)

ウド-春

(2016.5 新潟県 旧・高柳町)