ヤツデ

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ウコギ科 Araliaceae
丈が1-2mの常緑の低木。
葉は枝先に集まって付き、葉身は長さ20-40cmで掌状に7-9深裂し、裂片には鋸歯があります。基部は心形。
球形の散形花序が円錐状に付き、上部の花序には両性花花序が、下部には雌花花序が付きます。花は花弁5、雄しべ5。

 

2023.3.28 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 果期
  • 花2
  • 花3
  • 花4

ヤツデ-全体

鳥が果実を食べるので、郊外では庭などでもよく芽吹きます。
(2015.11 千葉県 旧・岬町)

ヤツデ-全体2

(2019.11 千葉県勝浦市)


ヤツデ

果序は果実の重みで多くは横倒しになっていた。
(2023.3 千葉市)

ヤツデ-花

球形の散形花序が円錐状に付く。
(2015.11 千葉県 旧・岬町)

ヤツデ-花2

両性花の花序はふつう4-5cm、が、枝分かれした花序は小さく、
雄花花序になることが多い。(2020.11 千葉県一宮町)

ヤツデ-花3

雄性期後半。花柱が少し伸び始めている。
(2020.11 千葉県一宮町)

ヤツデ-花4

このあと、花柱が伸びれば両性花、伸びずに枯れれば雄性花。
花だけ見た場合、この段階では区別は難しそう。(2015.11 千葉県 旧・岬町)

ヤツデ-実

若い果実。
(2018.3 千葉県館山市)

ヤツデ-葉

「八ツ手」の名のとおり、掌状に7-9裂。
(2015.11 千葉県 旧・岬町)