オカウコギ Eleutherococcus spinosus var. japonicus

2023.7.25 更新

オカウコギ

分類
ウコギ科 ウコギ属
植生環境
 
開花時期
5-6月  
地域
関東南部 東海 紀伊半島
特記
 -
特徴
丈が0.5-1.5mの落葉低木。葉痕や葉のすぐ下に刺が見られます。
葉は5小葉からなる掌状複葉で、下2枚が小さい。短柄に付く葉は小さく、小葉は1.2-3cm。葉表脈上に立毛が見られ、葉裏脈腋に小さな膜が見られます。
花は短枝に付く葉の葉腋から伸びる柄に散形状に付き、花弁は5個、雄花の雄しべは5、雌花の花柱は2裂。
備考
エングラー : ウコギ科
類似種
ヤマウコギ : 小葉が本種の2倍前後と大きく、葉表に立毛はない。
撮影地
2018.5 千葉県佐倉市  他

オカウコギ

千葉県内はヤマウコギは少なく、多くは本種。 (2018.5 千葉市)


オカウコギ

雌花序。 (2018.5 茨城県筑波山)


オカウコギ

雄花序。 (2018.5 千葉市)


オカウコギ

果実は長さ5mmほど、黒色に熟す。 (2023.7 千葉市)


オカウコギ

小葉はヤマウコギより小さく2-3cm。葉表に立毛があるのが特徴。が、まばらなので見えにくい。 (2018.5 千葉市)


(虫こぶ) ウコギハグキツトフシ

ウコギハグキツトフシ

葉柄基部にできる虫こぶ。ウコギトガリキジラミによる。