ナガイモ Dioscorea polystachya

2024.7.5 作成

ナガイモ

分類
ヤマノイモ科 ヤマノイモ属
植生環境
開花時期
8月 草地 藪 畑地のまわり
地域
外来種 (中国原産)
特記
 -
特徴
茎(ツル)は紫色を帯び、稜がある。葉は対生、時に3輪生、幅が広く、長さも6-9cmになり、葉身の基部は耳状に張り出す。葉柄も紫色を帯びる。葉腋にはむかごが出来る。
雌雄別株ながら多くは雄株で花序で直立、雌株は稀で花序は下垂する。
備考
エングラー :  ヤマノイモ科
類似種
ヤマノイモ : 葉は三角状披針形、本種に比して細い。
撮影地
2024.7 千葉県香取市

ナガイモ

一見ヤマノイモかと思ったが、7月に入ったばかりで花期がずいぶんと早いなと不審に思って撮影した。意外にも、川岸のかなり広い範囲で多数見られた。葉がヤマノイモのような鋭さがなく、基部が張り出す。写真は葉が3輪生している。 (2024.7 千葉県香取市)

ナガイモ

雄花。花だけではヤマノイモとパッと見、区別できなかった。雌花(雌株)は栽培でもほぼ見られないらしい。 (2024.7 千葉県香取市)

ナガイモ

葉は基部が張り出すのが特徴と言われるが、さほど顕著ではないものも若い葉に多く見られ、それらは卵形に近い形状だった。栽培逸失であるとすれば、品種改良等のバリエーションがあるのかもしれない。 (2024.7 千葉県香取市)