ニガカシュウ Dioscorea bulbifera f. spontanea

2024.7.5 更新

ニガカシュウ

分類
ヤマノイモ科 ヤマノイモ属
植生環境
里 山地
開花時期
8-9月 草地 荒れ地
地域
関東以西
特記
 -
特徴
ツル性植物。雌雄別株。
葉は長さ5-13cmの円心形で先がツンと尖り、光沢があります。葉腋にむかごが付きます。
雄花序も雌花序も垂れ下がります。花被片は黄緑色で紫色を帯び、平開しません。雄花は無柄。
付記
標準学名Dioscorea bulbifera は栽培種であるカシュウイモを含むため、在来自生種のみを指す狭義を採用しました。
備考
エングラー : ヤマノイモ科
類似種
 
撮影地
2011.9 静岡市

ニガカシュウ

葉は円心形で大きく、先が急に尖る。Topの写真で見られるのは蕾花序。 (2024.7 千葉県香取市)

ニガカシュウ

葉裏は葉脈が著しく隆起し、横にまたがる側脈もよく目立っていた。葉柄は裏面側が溝状で顕著な2稜が見られ、基部や葉身の付け根部分が翼状のヒダが目立った。葉柄の基部にむかごが出来る。花期前に既に大きくなっていた。 (2024.7 千葉県香取市)