ハナチダケサシ

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ユキノシタ科 Saxfragaceae
丈は40-70cm、葉は3回3出複葉で頂小葉は卵形で先端は尾状に尖り基部は円形~浅い心形、縁には欠刻状の重鋸歯があります。走出枝を出して増えます。
花序は円錐状で、側枝がよく分枝します。花色は白、花弁はヘラ形で4-6mm。
よく似たトリアシショウマは、小葉が広卵形、花弁がサジ形で本種より目立たない。

 

2012.2.13 作成
  • 全体
  • 花2
  • 葉2

ハナチダケサシ-全体

花が密で大きい分、花序の1本1本が太く見えます。
(2006.8 長野県破風高原)

ハナチダケサシ-花

花がびっしりついて、接写するとこの仲間で一番綺麗。
(2006.8 長野県破風高原)

ハナチダケサシ-花2

花弁がこの仲間としては大きくて、雄しべより長い。
(2008.7 長野県白馬村)

ハナチダケサシ-葉

葉は卵形で重鋸歯があり、時に浅く裂けます。先は尖りますが、
尾状になるものとならないものがあるようです。(2008.7 長野県白馬村)

ハナチダケサシ-葉2

先端が尾状に尖らないもの。
上部の葉なので2回羽状複葉で頭だけ3全裂のような感じです。(2010.7 赤城山)