ヒメヒダボタン

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ユキノシタ科 Saxfragaceae
ヒダボタンと並び、太平洋側のイワボタンと日本海側のホクリクネコノメの中間形態のような種の1つ。
丈は5-15cm、葉は対生、時に互生で円形~楕円形で基部はくさび型で弱く脈に沿って灰色の斑が入ります。根生葉は花期にも残ります。
花は花弁はなく、萼は直立より少し内向き淡緑色雄しべは8で萼裂片と同長。裂開前の葯は黄色。苞は葉よりやや幅が広く、黄色
よく似たヒダボタンは葯が暗紅色。

 

2018.1.23 更新
  • 全体
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ヒメヒダボタン-全体

岐阜県と安房峠を隔てた長野県側にもありました。苞は鮮やかな黄色になります。
(2008.5 長野県上高地)

ヒメヒダボタン-全体2

(2008.5 長野県上高地)


ヒメヒダボタン-花

花は萼が直立する手前までしか開きません。雄しべは8本、
葯は黄色で萼より短く、飛び出しません。(2008.5 長野県上高地)

ヒメヒダボタン-葉

無花径の葉。斑が入りますが、ヨゴレネコノメソウなどのように赤みはありません。
(2008.5 長野県上高地)