マルバネコノメソウ

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ユキノシタ科 Saxfragaceae
地味で小さな印象のネコノメソウ。
丈は7-15cm、茎葉は対生で1-2対、卵形~扇形で先は円形、基部はくさび形、柄があり、縁に3-7対の鋸歯があります。根生葉は円形で約1cm、花期には枯れます。
花は花弁がなく、萼片は緑色で平開雄しべは8個で短く、裂開前の葯は濃い黄色苞は緑色で茎葉と同形で柄はないように見えます。
花のあと、走出枝が伸びます。

 

2013.6.24 更新
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  • 花2

マルバネコノメソウ-全体

2400m付近で見られたもの。雪融けが遅れ、咲き出したばかりでした。
(2013.6 南ア・三伏峠)

マルバネコノメソウ-全体2

標高1500m付近で見られたもの。根生葉が少し見られ、ほぼ円形でした。
無花茎の葉もほぼ円形。(2013.6 長野県八千穂町)

マルバネコノメソウ-花

苞は扇形、萼は緑色で開出、葯は普通黄色で8本。
(2013.6 南ア・三伏峠)

マルバネコノメソウ-花2

終わりかけのもの。花が接して付き、あまり離れない。
(2013.6 長野県松本市)

マルバネコノメソウ-実

(2013.6 長野県八千穂町)


マルバネコノメソウ-葉

無花茎の葉。
(2013.6 長野県八千穂町)