オオウバユリ

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 ユリ科 Liliaceae
ウバユリの変種。
丈は1m前後でそれ以上になることもあります。葉は茎の半ばに集まり、幅が広く広卵形、網目状の脈があり、基部は心形、長い柄があります。
花は茎の先に10-20個が総状に付き、長さ10-15cmであまり開かず、強い芳香があります。花被片は白緑色で褐色の斑があります。果実は楕円状球形で4-5cm。
基準種のウバユリは、葉が卵状長楕円形、花は数個でやや小さい。

 

2019.7.27 更新
  • 全体
  • 全体2
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  • 花2
  • 蕾2
  • 実2
  • 葉2
  • 葉3
  • 葉4

オオウバユリ-全体

やや不気味な感じもしますが、すばらしい香りです。
(2008.7 長野県白馬村)

オオウバユリ-全体2

(2015.7 青森県鰺ヶ沢町)


オオウバユリ-全体3

蕾花序はロケットのような独特の姿。
(2014.7 秋田県 旧・象潟町)

オオウバユリ-花

花被片は先端だけ裂けているように見えますが、
合着しておらず、基部から裂けてます。(2008.7長野県白馬村)

オオウバユリ-花2

花被片が折れたものがあったので、撮らせてもらいました。
(2014.7 青森県八戸市)

オオウバユリ-花芽

まだ苞に包まれていて、蕾は見えていない。大きな卵のよう。
(2017.7 青森市)

オオウバユリ-蕾2

苞から蕾が出た状態。
(2017.7 青森市)

オオウバユリ-実

ドライフラワーにされて売られています。
(2007.9 群馬県水上町)

オオウバユリ-実2

(2014.10 新潟県 旧・妙高村)


オオウバユリ-葉

葉は茎の半ばに集まって付き、長い柄があり、30cmほどの大きな葉が付く。
(2010.7 群馬県尾瀬)

オオウバユリ-葉2

葉は広卵形。平行脈ではなく、単子葉植物らしからぬ網状の脈が走ります。
(2019.7 岩手県岩泉町)

オオウバユリ-葉3

上部では葉は急に小さくなる。
(2019.7 岩手県岩泉町)

オオウバユリ-葉4

茎の上部には鱗片状の葉と思われるものが見られた。
上部は苞と思われるが区別できなかった。(2018.7 長野県白馬村)