ヤマジノホトトギス

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 ユリ科 Liliaceae
丈は30-60cm、葉は8-18cmの狭長楕円形~卵状長楕円形で、先がツンと尖り縁がやや波立つ傾向があり、多少毛が見られます。
花は葉腋に茎頂に1-2個ずつ付き、花被片は15-20mm、紫斑は少なく、上半は平開しますが反り返らない。花柱に紫斑はなく、上部は3裂し先端は更に2裂します。花柄に毛が多く見られます。
良く似たヤマホトトギスは花被片が反り返る。

 

2016.2.4 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 葉2
  • 葉3
  • 芽出し

ヤマジノホトトギス-全体

このあたりでは、8月が見頃。
(2013.8 千葉市)

ヤマジノホトトギス-全体

(2012.8 東京都三頭山)


ヤマジノホトトギス-花

花被片はほぼ真横に開きます。花柱に斑がないのも特長ですが、
希にヤマホトトギスにもないものも見られます。花柄には毛が多い。(2007.9 筑波山)

ヤマジノホトトギス-花2

花柄などにも毛が見られます。
(2013.8 千葉市)

ヤマジノホトトギス-葉

葉の縁は波立ちます。表面や裏面などにも毛が多く見られます。
(2013.8 千葉市)

ヤマジノホトトギス-葉2

葉表。微毛が見られました。
(2014.9 神奈川県箱根町)

ヤマジノホトトギス-葉3

(2014.9 神奈川県箱根町)


ヤマジノホトトギス-芽出し

1枚目の葉は円形に近く、いずれの株でも特徴は出ていませんでしたが、2枚目の葉は縁が小刻みに波立つ特徴が現れていました。(2014.3 千葉市)