カイコバイモ Fritillaria kaiensis

カイコバイモ

分類
ユリ科 バイモ属
植生環境
山地
開花時期
3-4月 明るい林内
地域
東京 山梨 静岡
特記
絶滅危惧1B類
特徴
丈は10-20cm。葉は披針形~広線形で3-6cm、上部に対生する葉が2枚、さらに花柄の基部に3枚が輪生します。
花は茎頂に下向きに1つ付き、花被片は15-20mm、クリーム色、内側に紫色の薄くまだらな網斑があり、さらに花被片中央縦に黄色く淡い線状の斑が1つあります。縁に突起はありません。
備考
エングラー : ユリ科
類似種
コシノコバイモ : 花被片の縁に毛状の突起が多数見られる
撮影地
2013.4 山梨県

カイコバイモ

このあたり、10株ほどがまとまって咲いていました。 (2013.4 山梨県)

カイコバイモ

花は下向き。花被片は1.5-2cmほど。 (2013.4 山梨県)

カイコバイモ

花柱先端は3裂。雄しべの葯は白。 花被片内側中央に黄色い線状の斑が見られます。コシノコバイモのような花被片の縁などに突起は見られない。 (2013.4 山梨県)

カイコバイモ

葉は対生する葉が1組と、茎頂に3輪生する葉が付きます。 (2013.4 山梨県)