ネバリノギラン Aletris foliata

ネバリノギラン

分類
キンコウカ科 ソクシンラン属
植生環境
山地 亜高山 高山
開花時期
6-8月 湿った草地
地域
中部以北 四国 九州
特記
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特徴
名前のとおり、茎や花に腺が密生して触るとネバります。
丈は20-40cm、葉は根元に束生し、10-25cmの披針形~倒披針形、花茎にも目立たない線形の小さな葉がまばらに付きます。
花は花茎に総状に付き、長さ6-8mmのつぼ形、基部に披針形~広線形の苞が付きます。
備考
エングラー : ユリ科
類似種
ノギラン : 花序、茎などに線はなく粘らない。花被片は平開する。
撮影地
2012.7 山形県月山  他

ネバリノギラン

茎や花序がよく粘るのが特徴。線形の茎葉がまばらに付いています。 (2013.6 青森県八甲田山)


ネバリノギラン

花被片の下部は合着し、腺が密にあつて粘ります。基部に披針形~広線形の苞が付く。 (2015.7 群馬県尾瀬)


ネバリノギラン

花茎にも腺が密に見られます。 (2013.6 青森県八甲田山)


ネバリノギラン

根元に付く葉は多数あり、披針形。 (2008.7 岩手県八幡平)